• photo: たやまりこ
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文染

クリエイティブディレクション・プロダクトデザイン・ブランディング・ロゴデザイン・パッケージデザイン・リーフレットデザイン・ブースデザイン
タグステイショナリー|2018

京都の有力文具店が「伝統文化と現代の文具との関係性を改めて見つめる」という指針と共に設立した株式会社タグステイショナリーは、これまでに「京都らしい色」というテーマで自社インクの開発・販売を行ってきました。歴史的に着物産業が盛んであった室町通界隈に同じく所在する京都草木染研究所同社をインク開発のパートナーに持つ同社は、ついに天然染料を主成分とするインクの開発に成功。この画期的かつ物語性溢れるインクのデビューを、それに相応しい万年筆と共に世に送り出すというプロジェクトのデザインおよびディレクションをo-labが手がけました。
「文染(FUMISOME)」の文字をデフォルメした、植物を象徴する葉や万年筆のペン先、インクの雫などさまざまに見立てられるシンボルマークにブランドの世界観を凝縮し、地衣類や梔子が主成分という情緒性と確固たる科学に裏打ちされた技術性が共存する「ノスタルジックな植物の実験」というテーマの世界観をパッケージやコミュニケーション媒体に確立。インクのパッケージには蓋を引き抜くと情報の花が咲く、という仕掛けを実装しました。
万年筆文化のすそ野を広げたい、との思いからは、物理的にも感覚的にも「やわらなか万年筆」というコンセプトを考案しました。通常遮蔽されてしまう革の端部断面には素材の「らしさ」を見出し、あえて露出させることで新たな魅力として昇華させ、真鍮性のボディに鹿革または牛革がひと巻きされた、とても素直で、同時に新鮮な万年筆が生まれました。

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